2020.2.24
おはようございます。
永太建工の鈴木です。
本日のテーマは「安い家には理由があるのか?」についてです。
安い家には理由がある?
“坪単価”は、住宅会社を判断する指標の1つとしてすっかり定着していますが、たとえ同じ会社でも、建てる家によって全然違ってくるものなので、そのご質問にお答えすることはとても難しいものです。
たとえば、あなたが建てたい家が、
平屋か2階建てかで違ってきます。
また、同じ平屋や2階建てでも、家の形状によって違います。
さらに、使う材料によっても、もちろん違ってきます。
そして。これら全て、
「あなたがどのような暮らしがしたいのか?」
「その敷地環境がどのような状態なのか?」によって決まるものなので、
先に坪単価で価格を判断されるとなると、
その敷地に合わせた家が本当に住みやすい家を提案することが出来なくなってしまう・・・というのが本音です。
家づくりでは、かけるべきコストというのが確実に存在します。
まずは、耐震や断熱といった見えなくなるところ。
たとえば、少しでも建築コストを落とそうと
断熱工事にかけるコストを削ってしまった場合、
逆にランニングコストとなる光熱費が高くなり、
長い目で見ると損をしてしまうことになります。
もし、最初の建築費用で50万節約したことで、
毎年10万円ずつ余分な光熱費を払わなければいけなくなるとしたら?
もし、その家に40年住むと仮定したら、
10万円×40年ー50万=350万円も損をすることになってしまいます。
また、将来リフォームをする際に、
莫大な費用を掛けないといけないことになってしまうのも、
見えない部分をないがしろにしてしまった時に想定されることです。
(1000万円を超えることも不思議ではありません)
というのも、耐震補強&断熱補強を行うとなれば、
家を丸裸にして、全てやり直す大掛かりな工事となるからです。
ですから、見えなくなる所というのは、
最初の建築時にしっかりとお金を掛けておく必要があります!
そして、家づくりでは、住みやすい家にするためにも、
掛けなければいけないコストというのが存在します。
続きは
次回のテーマ「暮らしを豊かにするために必要なコスト」にてお伝えしますね。
それでは、、、