2020.3.13
おはようございます。
永太建工の鈴木です。
本日は前回の続き「保険」についてのお話です。
✔︎低金利と高齢化がもたらす保険への悪影響
超低金利状態が続く日本では、円建ての保険に加入していても全然お金が増えていきません。
しかも、金利が下がっている一方で、保険料は値上がりしています。
そのため、保険選びにも細心の注意を払う必要があります。
また、もう1つ見過ごすことができないのが、高齢化社会による保険の影響です。
今後、高齢化が進んで行くと間違いなく高くなるのが医療保険です。
高齢化になればなるほど、単純に医療費が高くなって行くからであり、その負担が、医療保険の掛け金に上積みされるようになるからです。
✔︎合理的なお金の運用をすることが大切
家を建てる時は、もう1つの生命保険に入ることになるため、今入っている保険を見直す良い機会になります。
もし仮に、払いすぎているなと感じた医療保険や、もういらないなと思った生命保険があるのならば、思い切ってその費用をカットしていただき、より合理的な方面にそのお金を回すことをオススメします。
オススメなのはiDeCo(個人型確定拠出年金)です。
掛け金が税金の控除対象となるため、所得税、住民税が安くなるというメリットもあるし、住民税が安くなれば保育料も安くなるというメリットもあるからです。
そのため、間違いなく不足する老後資金への備えとして、
“家づくりの費用をカットすること”
“無駄な保険料をカットすること”
この両方を実現することにより、より効率的な積立てにその資金を回していただければと思います。
✔︎現金だけで蓄えて置くのはリスクがある
保険にしても、iDeCoにしても、
いずれも現金として蓄えていくわけではないのですが、これにもきちんとした理由があります。
というのも、『現金は価値が変動する』からです。
例えば、今10,000円で売っているのもが、もし物価が変動し、20,000円になってしまったら、あなたが持っている100万円の貯金の価値は、実質50万円しか内容なものになってしまいます。
そのため、保険や投資信託といったモノに分散投資しておくことも、お金を減らさないようにするためには欠かせない要素となります。
事実、タバコ代は20年前の2倍以上になっていますしね。
今回は、家づくりとは少し違った話となってしまいましたが。
これも大切な話なので、家を建てる時には、
こういったことも同時に考えるようにしていただければと思います。
それでは、、、