2020.3.20
おはようございます。
永太建工の鈴木です。
本日は前回の続き「住宅ローンを決めるタイミング」についてのお話です。
前回の記事では、
住宅ローンの選び方は、
自己資金額、借入額、年齢、収入、土地の有無によって異なること。
そして、
土地があり、自己資金が十分にある場合、
土地がなく、自己資金があまり無い場合、
を比較しました。
そして今回は、土地がなく、自己資金があまり無い場合はどうすればいいのか?
ということをお話しますね。
✔︎借り換えありきの考え方もリスクがある
1つの選択肢として、借り換えがあります。
確かに、もし金利見直し時に大幅に金利が上がるようならば、他銀行に乗り換えれば、確実に優遇してくれることになり、それなりの恩恵を受けることになると思います。
しかし、そうする場合にも、
今借りているお金を一括繰り上げ返済する手数料、
今設定している抵当権を抹消する手数料、
新たに借りる住宅ローンの手数料、
新たに抵当権を設定する手数料、
といった余分な費用が発生します。
また、煩わしい手続きに行かないといけません。
そして何より、借り換えありきで考えない方がいい最大の理由は、
団体信用生命保険に入ることが出来る健康状態を未来に維持出来ているかが不確実だからです。
もし、この保険に引っ掛かるような病気になってしまった場合、借り換えをすることが出来なくなります。あるいは、出来たとしても金利が高くなるなどの条件が付されてしまい、借り換えメリットがなくなったりしてしまいます。
そのため、最初から問題を先送りすることなく、自分自身に合った住宅ローンを選ぶことが大切である、というわけなんです。
✔︎住宅ローンは最初に決めておくと良い
多くの方が、土地を選び、家の間取りを完成させ、見積もりがでたところで、住宅ローンの話を聞くために銀行に足を運びます。
しかしながら、この流れで家づくりをしてしまうと、予算オーバーしてしまいやすく、無理のある返済金額で住宅ローンを組んでしまったり、あるいは、毎月の負担を下げるためだけに、選ぶべきじゃない住宅ローン商品を選んでしまったりします。
ですから、住宅ローン商品は最初に決めておいてください。
かつ、毎月の返済金額と借入れする金額を最初に決めておいてください。
そして、その金額の中で、買える土地を選び、建てられる家を建てるようにしてください。
これが、後から後悔しないためにも、誰もが知っておくべき家づくりの常識ではないでしょうか?
それでは、、、