2020.5.15
おはようございます。
永太建工の鈴木です。
本日のテーマは「年金」についてです。
1つ質問させていただきます。
『65歳を老後とした場合、夫婦2人でかかってくるであろう最低生活費は一体どれくらいなのか?』ご存知でしょうか?
国が発表した数字によると、
毎月 約22.5万円 必要と言われています。
しかし、この数字には住居費は含まれないため、実際はこの金額に住居費が上乗せされることになります。
また、旅行や趣味を満喫する費用や、
子や孫への資金援助といった、『ゆとり資金』まで含めると、
さらにプラスで毎月約13万円ものお金が必要になってくると言われています。
つまり、ゆとりある老後を送るためには、
毎月約35万円ものお金が必要になってくるということです。
また、この数字には住居費は含まれないため、実際はこの金額に住居費が上乗せされることになります。
賃貸住宅を借りていたり、住宅ローンが残っていたら、
35万円+住宅費!!!
老後にあまり考えたくないような金額ですね・・・。
・・・では、本題に入ります。
果たして、この費用は年金だけでまかなうことができるのでしょうか?
答えは・・・NOです。
現在の試算では、平均的なご家庭に支給される年金は、
夫婦で約22万円と言われています。
さらに少子高齢化で、年金の支給金額は今後どんどん減っていき、
年金の支給年齢は今後どんどん上がっていくことが予想されます。
そのため、若いうちから計画的に貯蓄していくことで、
預貯金をしっかり作って置かないといけない、ということです。
①支出予想: 老後の生活費 (35万円×12ヶ月)× 年数(約20年)= 8400万円
②収入予想: 年金額(22万円×12ヶ月×20年)+ 退職金など(ある場合)= 5280万円(+退職金)
★貯金目標: ① – ② = 3120万円
つまり、老後のために3000万円は貯金しておく必要がある、ということです。
生活費、住宅ローン、車購入費、教育費などで家計が大変な中でも、
定年までに、老後貯金を3000万円貯めておかないといけない、ということなんです。
目をつむってしまいたい現実です。
ただ、まだ頑張る方法はあります。
『iDeCo(個人型確定拠出年金)』や『つみたてNISA』といった節税効果もありながら、
資産運用を行うことができる投資信託などに、毎月コツコツお金を積み立てていくことで。
自分たちの老後資金をつくっていく、という方法があります。
そして、その積立資金をつくることができるかどうかは、
家づくりをする時に、ある3つのコストをカットするように計画することができたかどうか?
に大きく左右されることになります。
ということで、
次回は、この3つのコストについて
詳しくお伝え知っていこうと思いますので、
是非ご覧いただければと思います。
それでは、、、