2020.5.18
おはようございます。
永太建工の鈴木です。
本日のテーマは「家づくりでカットすべき3つの要素」についてです。
前回、老後資金の積立金は、
家づくりと同時に考え、ある3つのコストをカットすることで、
捻出していく必要があるということをお伝えさせていただきました、
そして今回からは、
その3つのコストについて、1つ1つ詳しくお伝えしていきたいと思います。
家づくりと同時に見つめ直していただきたい
1つ目のことが、『生命保険』です。
というのも、家を建てる時に、住宅ローンを借りるとなると、
必然的に『団体信用生命保険』という掛け捨ての生命保険に加入することになるからでです。
住宅ローンを借りている本人に、もしものことがあった場合、
住宅ローンの残債がセロになるという保険です。
となると、もしもの場合に備えて、必要以上に保険に加入しなくてよくなります。
では、その理由についてご説明します。
まず、もしものことがあった場合、
『遺族年金』と呼ばれる年金が配偶者に支給されることになります。
そして、お子様が小さいうちは、さらに上積みされた遺族年金が支給されることになります。
さらに、住宅ローンの申込人が亡くなるということは、
その方の生活費や車の維持費などが一切いらなくなるということでもあります。
住宅ローンの残債がゼロになった上に、生活費が大幅に減り、
年金収入が入って来るようになるため、ここに配偶者の給料収入があれば、
ある程度、余裕をもって暮らしていくことができます。
そのため、必要以上にもしもの場合に備えて、
無駄に保険に入り過ぎる必要はないということなんですよね。
また、日本は、健康保険をはじめ公的な保証が整っているため、
医療保険にもお金を掛けすぎる必要もありません。
また、国民年金さえ支払っていれば、
『高額療養費制度』も利用することができます。
仮に、100万円の医療費がかかってしまった場合でも、
高額療養費制度を利用すれば、実質的な自己負担は10万円以下で済みます。
そのため、毎月3000円や5000円もの多額の掛け金を医療保険に掛ける必要はなく、掛け金を減らして、その減らした分を貯蓄することで、現金を残しておくようにした方が、合理的ということです。
以上のような理由から、
あなたがもしもの場合に備えて、
必要以上の保険に加入しているとしたら、
家づくりと同時に全て一度見直して見られることをおすすめします。
もしかしたら、保険の見直しだけでも、
月々1万円〜1.5万円もの老後資金が捻出出来ることになるかもしれません。
それでは、次回は、
2つめの要素である『光熱費』について、
詳しくお伝えしていくので、
ぜひ次回もご覧いただければと思います。
それでは、、、